お疲れ様です。
イカタコです。
さて、前回の記事では中学生が筋トレをすることに対しての僕の意見を書きました。
中学生が筋トレをすることによるメリット、デメリットを書き、デメリットを書いている途中で前回の記事を終えました。
今回の記事は前回の続きとなっています。
競技の技術が付かなくなる可能性がある
筋トレをして身体能力が上がると、身体能力に頼ったプレースタイルになる可能性があります。
中学生の年代はサッカーに限って言えば、身体能力がずば抜けていればそこそこ活躍できてしまいます。
鍛えた身体能力から発揮されるスピード、フィジカルの強さからくるボールキープ力があれば活躍できてしまいます。
それにかまけて技術練習を殆どしないでいると、やがて高校生になり、小、中学生のときに技術練習をしっかりしていた周りの人が筋トレを始めて、技術に加えて身体能力、フィジカルが付いていき、段々実力に差が無くなり、最終的には負けてしまうかもしれません。
フィジカルだけの選手より、フィジカル+技術の選手が活躍できるのは当たり前のことです。
筋トレだけでなく、技術練習もしっかり行っていきましょう。
ちなみに前回の記事で紹介した小学生のときから筋トレをしていたという僕の友達は、筋トレだけでなく、技術の練習もしっかりやっていたので、高校生になっても埋もれることなく、県ベスト4チームの10番を背負って活躍していました。
見習うべきスポーツ選手
プロのスポーツ選手は技術だけでなく、フィジカル、身体能力も一級品です。
ここでは技術もあるが、身体能力を武器にして活躍している選手をご紹介させていただきます。(僕がサッカーをしていたため、サッカー選手ばかりです)
クリスティアーノ・ロナウド
まずは僕の1番大好きな選手、クリスティアーノ・ロナウド選手です。
若い頃は高いドリブル技術を活かしたドリブラーといった印象でしたが、今ではストライカーとして活躍しています。
強靭な足腰から放たれる強烈なシュート、高いジャンプを活かしたヘディング等で得点を量産しています。
そんなロナウド選手の肉体年齢は33歳時点で20歳だったとのことです。
2021年現在、ロナウド選手は36歳という年齢ですが、それでも衰えを感じさせないパフォーマンスを発揮し続けています。
これも日々トレーニングを続けているからできることでしょう。
長友佑都
身長は約170cm程とサッカー選手の中では小柄ですが、インテルというイタリアの強豪チームで長年強靭な外国人選手を相手に戦ってきました。
FC東京にも所属していた時期があり、そのときには元ブラジル代表のフィジカルモンスター、フッキ選手と対等に渡り合っていました。
フィジカルの強さだけでなく、50m走5.9秒のスピード、試合終盤になっても走り続けることができるスタミナ等、身体能力を武器に34歳でも日本代表として活躍しています。
クリスティアーノ・ロナウド選手や長友選手の他にも、バイエルン・ミュンヘン所属のロベルト・レヴァンドフスキ選手、レオン・ゴレツカ選手、インテル所属のロメル・ルカク選手等、身体能力、強靭なフィジカルを武器にしている選手は多くいます。
やり過ぎなければ筋トレはしてもOK
中学生が筋トレをすることに対してのデメリットは大抵筋トレをやり過ぎた場合に起こるものです。
中学生のときから過度なウエイトトレーニングをしていれば、絶対に悪影響が出るとは言えませんが、悪影響が出る可能性は高くなってきます。
しかし、ウエイトを使わない自重トレーニングであれば悪影響は少ないと思います。
何事もそうですが、メリット、デメリットはやり過ぎた場合に大きく影響が出るもので、程々のものであればそこまで大きく出るものではありません。
極端な話、毎日腕立て、スクワット等を10回程やったからと言って悪影響は出ません。
悪影響に怯えていて中学生、小学生が全く筋トレをしないというのも勿体無い話です。
折角身体能力が上がるものなのに、やらない理由はありません。
スポーツのパフォーマンス、身体の成長に影響を及ぼさない範囲でやってみましょう。
ではまた。